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身近にあるカースト
身近にあるカーストの話。


差別構造としてのカースト制度ではなくて、文化としてカーストを感じた出来事。



ネパール人、ブータン人と食事に行きました。
このお食事会の趣旨はブータン人の歓迎会。


その席でのこと。

ネパール人のおじさんが自分はあまり食べもせずみんなに、ご飯を配ったり、お酒を注いだり。

日本人の感覚としては一番年下の人間がお酌をしたりするもの。
少なくとも私の社会人経験ではお酌は新人とか女性の役目(若干議論の余地はあるけれども)だった。


それなのに、おじさんが一生懸命、
「チキン、食べないさい」
「お酒飲む?ジュースにする?」

  


しかもこっちは「ありがとう」を言わない習慣。

おじさまに取り分けてもらったものを、無言で受け取る。

管理職の人がサラダを取り分けてくれて、それを黙って見てる・・・

そんな感じ。

困惑以外のナニモノでもありません



なんだか、申し訳なくて。


すごく落ち着かなかった



でも、後で考えたら、おじさんは「バフン」だったんだ、と気付きました。

他の人はチェットリとかライ族。


カーストでは一番身分の高いカーストの「バフン」が食事に触れることが好まれるらしい。
なので、おじさんはカースト文化に則って、バフンの仕事としてみんなに食事を取り分けてたんだよね


すごい文化の差!!  


そういう文化なんだよね。


ネパールでは苗字を聞けばその人のカーストがだいたいわかるそうです。
たとえば、アディカリさんならバフンとか。

となると・・アディカリさんに生まれたばっかりに、その人はお酒の席でいっつもお酌しなくちゃいけないってことよね。

「一生新人」

おじさんのご飯の取り分けは、日本の新人のお酌と同じ感覚なんだろうなぁと。

もてなす立場だからやって当たり前なのかな~?

差別構造でなく、文化としてのカースト。



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[2010/12/20 23:31 ] | ネパールあれこれ | コメント(0) | トラックバック(0)
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