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頑張らなきゃなぁと思うこと
今抱えている事案で、非常に考えさせられること。

私の活動先のフィールドで非常に経済的に厳しい寡婦がいるということで、どうしようか頭を悩ませています。

彼女はまだ29歳でお子さんを3人抱えています。2年前に夫が死亡して、嫁ぎ先から子供と一緒に追い出されたそうです。住む家も耕す畑もなかったところに学校の先生が古い家を提供してくれてとりあえず住むところは確保できている状態。
市民権の登録もしていないので、一般的な公共サービス、銀行サービスが受けることができません。
畑はなく、収入は日雇いの荷運び。一日100~200ルピーの収入で、毎日仕事があるとも限らないので、収入は安定しません。

この状態だけでも、かなり深刻なのに。

彼女の一番上のお子さんが知的障害を抱えています。下の2人の子供を公立学校に通わせるのに手いっぱいで、一番上のお子さんの世話ができないそうです。そのため日中は縄で娘さんの足をベッドの脚に縛って、表にでないようにしているとのこと。
障害者に理解の乏しい村社会では、村人が非難するのだそう。
畑に勝手に入って、作物を踏んだ。
ヤギを追い回した。
道に飛び出してきた。
などなど。
そんなわけで、縄で縛りつけておくといったことを、母親も泣く泣くしているとのこと。
RIMG1993.jpg


専門家に言わせれば「ネグレクト」だそうです。

そうですね、ネグレクトだものね、じゃ、縄は止めます。とは簡単に言えない状況です。


このような知的障害の子供を取り巻く環境は厳しいものです。
地元の公立学校ではこのような子どもは面倒見てもらえません。
カトマンズ市内の擁護学校に通うのにもお金がかかります。学費も交通費も。
小さい子供を置いて、毎日長女のためにカトマンズ市内まで行くのは難しいとのこと。
娘さんのためだからといって、お金の無い彼女にそのようなことは強要できません。


何が必要か?と聞いた時に「仕事」と答えた29歳の彼女に頭が下がる思いでした。

同期の理学療法士隊員に協力してもらって情報収集をしているところです。
お母さんが家で働けて、娘さんと日中一緒にいてあげられるのが現実的な解決策なのかな、と思います。

この10歳の娘さん、とってもキュートなんです。
彼女のためにも何ができるか、慎重にでも迅速に考えていけたらと思う。


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[2011/05/02 09:34 ] | 現地活動 | コメント(2) | トラックバック(0)
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