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住民大会
今日は住民大会でした。


朝7時に学校に集結。



村の3丁目の土地を欲しいという寡婦のメンバーたち。


というのも、3丁目の土地はダルマスタリ村の中心であるだけでなく、周辺7村からもアクセスしやすい場所にあるため。


周辺村の寡婦メンバーのためにも便利だろうという主張。




それに対して、3丁目の住民は大反対。


もとい、猛烈な反対。




住民大会は話したい人が前に立って、自分の主張をしていくという極めてシンプルなもの。


主張の間に反対意見がでると、人が話している途中により大きな声で反対するというもの。




・・もっと人の話聞けよ。





3丁目の長老みたいな人が前に立って



「われわれは寡婦をサポートしないと言ったか?」

と問いかけると、3丁目の男性たちは


「言ってなーい」



と声をそろえて、応じる。なんてチームワークの良い・・。



「しかし、あそこの土地を整地したのは男だ」




と長老が言うと・・・


「まさしく、そのとおり!」




と3丁目男性陣。。。




なんてチームワークの良い・・・。


でも、意味わからん。




「というわけで、3丁目の土地は寡婦には渡さなーい」



と締めくくる長老に男性陣は



「そうだーーーー!!!」


で、もみあいの喧嘩に。



警察まで出てきました。。。




なんか、おかしいなぁ??

と思って、とある政党の人に聞いてみたら、長老はマオイストの地元リーダー。


すごいチームワークを発揮してたのは、マオイストの支持者たち・・・。


道理でチームワークのいいはずです。


で、聞くところによると、どうやら、マオイストは3丁目の土地にサッカー場と体育館を作ってあげると口約束をしていたらしいです。


男性たちは寡婦のリハビリテーションセンターよりも、サッカー場がほしい。



まあ、どっちも寡婦の施設も、体育館もあれば村民のためにはなるのよね。


多分、裏ではいろいろと政治的な利権は絡んでると思うけど。




違う土地ならあげてもいい、みたいな話になりかけた時、


信じられないことが・・・・。





なんとマオイストが役所の一番偉い人(サチブ)が書いていた議事録を取り上げ、



破り捨てたのです。。。。



おいおい、やりすぎでしょう。




しかも、そんなマオイストの強行な手段に恐れおののいたサチブは会議から逃げ出す始末・・・。





その後改めてサチブ抜きの会議をするも、土地云々から、あんなサチブいらない、だとか、文書を破り捨てたマオイストの強行に対する批判が噴出し、論点がぶれまくり。。。



7丁目の土地なら反対意見がでないようにしてあげると、複数の政党グループの人が耳打ちしてくれましたが、


今度は寡婦グループ内で、7丁目は嫌だだとか、7丁目でいいじゃないかだとか。




いいじゃん、7丁目で。と私は思ってしまうのですが。。。。


7丁目だって、バスの路線にアクセスしやすいし、3丁目でなければ絶対だめってわけじゃないんだから・・。



まだまだもめそうです。




しかし、激しい住民大会でした。



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[2011/08/27 18:23 ] | 現地活動 | コメント(1) | トラックバック(0)
喧嘩上等
住民大会を明日に控えた今日。


村のオフィスで活動してきました。


明日が心配な私はやきもき・・。


村の寡婦メンバーはすごい意気込み。。。


それは、もう・・・・




喧嘩上等





って感じ。


強い。


さて、どうなることやら・・・・。
[2011/08/26 18:19 ] | 現地活動 | コメント(0) | トラックバック(0)
土地問題
私の要請の一つに、「オフィスとリハビリテーションセンターを作る」というのがあります。

実際は村の女性達がメインでやっていることなので、私は横からサポートといった形。



建物の建設費用は、NGO本部でプロポーザルを書いて資金調達に奔走。

土地は「公有地」を使う権利を得るために村のメンバーたちが役所(役人と政党グループ)にかけあい頑張っています。


さてさて、本部がもう「3年も前進がない。一度大きな会議をして、しっかり話し合おう」と言いました。


そんなわけで、私も会議の準備に追われたこの1週間。


役所の関係者とアポがとれたので、本部には1週間前から「24日の11時に村に来てください、役員クラスの人を何人か連れてきて」と頼んでいました。

ま、ネパールのこと。
直前にも確認の電話をいれました。
会議の前日に1回と、会議当日の朝に1回。

本部は「勿論行くわよ。私たちの主張を通さなきゃね!!」と。

そして会議開始。

かなり紛糾しました。
でも本部からの偉い人が来ない。

電話で確認すると


「今日は行けなくなっちゃった」


はぁ???



あれ?4時間前には調子のいいこと言ってましたよね?



こういうことがネパールではよくある。

なので、普段はもうあんまり怒らない・・。


でも、今日は本当に怒ってしまいました!!

村のメンバーは本当に頑張りました。

でも、ネゴシエーション能力は明らかに役所の人間の方が上。

私もいろいろと言いましたが、やはり寡婦に対する差別は根強いのかな?と感じました。

こういう時に本部の偉い人がいないでどうするの・・?
何のための偉い人なのよ・・・。

結局今度の土曜日に村人を集めた住民集会を行うことに。

それで、住民がOKすれば役所の人間は土地移譲のサインをするということになりました。

住民がOKを出さなければ、永久にこの村には寡婦のリハビリテーションセンターを作らせない、と。



役所の人間と村の寡婦のまさに


売り言葉に買い言葉




なんで、こんな結末になってしまったのか。

明らかに今日の会議に本部の人間が来てたら結果は違ったはず。





すごく悔しくて、友達にそんな話をしました。

「さくらもちは2年だけだけど、村の女性はずっとその場所に住んでるんだから、さくらもちよりもずっと悔しい思いをしているはずだよね」

と言われました。


全くその通りです。全くです。

偉い人の考えに結構振り回されて、悔しい思いをしながらも毎日笑顔でいるのかもしれないなぁと思うと、村の女性達がめちゃくちゃ強い女性に思えた一日でした。
[2011/08/24 23:34 ] | 現地活動 | コメント(0) | トラックバック(0)
マイクロバス事情 その1
カトマンズの主な公共交通機関はマイクロバスかテンプー。

今日はマイクロバスの話をすこし。

マイクロバスでの出来事はいろいろ面白いので、今日はまず一つ。



主なマイクロバスはTOYOTAのハイエース。
私は村に行く時、友達に会うためなどでほぼ毎日バスに乗ります。

マイクロバスには「カラシ」と呼ばれる男の子(もしくはおじさん)が車掌みたいな形で仕事をします。



カラシの仕事はというと・・・
お客さんからお金を集めたり、狭い道で車の誘導をしたり、お客さんを呼びこんだり、次のバスストップを大声でアナウンスしたり、混んだバスの車内に更に人を詰め込むべく、整理したりと、そりゃもう大忙しなわけです。


カラシの大事な仕事はお客さんを呼びこむことです。
バスの時刻表はないので、お客さんが集まれば発車というマイクロバス。
どれだけたくさんのお客さんを乗せたかで、稼ぎが変わってくるわけです。
そんなわけで、ラトナパークと呼ばれるカトマンズの大きなバスストップではカラシくんがそりゃもう一生懸命呼び込みをしています。

今日見かけたのは、カラシくんがあまりにも一生懸命呼び込みをしていたのを、バスの運転手(グルジ)が気付かず、


なんと



カラシ君を積み残しバスが発車。



「カラシがいないよ」
というお客さんの声で、グルジも一度は停車して、積み残したカラシくんを待ちました。



そうしたら、後ろから全力で走ってくるカラシくん。




駐停車禁止の場所だったため、横から違反切符を切るために近づいてくる警察・・・。

グルジ、焦る。


そして・・・



カラシくんを見捨て、




グルジは車を発車させてしまったのです。


全力で走るカラシくんの姿があっという間に小さくなっていきました。。。。


かわいそう、カラシくん。



でもお金を集める人がいなかったので、バス車内は大混乱になりました(笑)

[2011/08/23 23:35 ] | ネパールあれこれ | コメント(0) | トラックバック(0)
1年モニタリング
今日はJICAの1年モニタリングの日でした。

JICAから事務所の次長と担当調整員、企画調査員の方がおいでくださいました。

趣旨としては、活動のうまくいっている点、問題点、持続可能性等見たり、直接村やオフィスの人と話したりしながらモニタリングするもの。


私としてはこの機会に活動している全4村の役員メンバーを集めて、セービングのための通帳の重要性とブックキーピングをレクチャーしました。

最近セントラルオフィスの技術的なサポートとか、村の若い寡婦がやる気をだしていることなど追い風が吹いています。


JICAのスタッフが「さくらもちが来てからどう変わりましたか?」と質問したのに対して、小さなことをゆっくり教えるからわかりやすい、グループが強くなったと言っていました。

最初の1年活動した村は自分の中でモデル地区としての位置づけでした。
今の状態は万全でも完全でもないけど、これからはある程度周辺村へのアプローチを強化していってもいいなぁと、節目を感じた日になりました。

将来的にカトマンズ盆地内北部のVDC、すべてに寡婦グループを作れすような人材を作ることが目標かなー。
[2011/08/16 23:16 ] | 現地活動 | コメント(0) | トラックバック(0)
あした・・・
以前会社に勤めていた時に先輩から言われた言葉




明日やろうはバカ野郎




今日は休日。

やらなきゃいけないこともあったんだけど、グダグダと夕方までしてしまった。


夜、専門家の方とかジェンダー関係の方とご飯を食べて、なんかすごい気付かされました。



ゆっくり、のんびりしている場合じゃないんだなぁと。



まだまだ知らないこと、気付いてないことがたくさんあるんだなぁと。




だから、


明日やろうはバカ野郎。




今日は本当に勉強になる夜でした。



[2011/08/14 23:30 ] | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)
悲しかったこと
昨日は嬉しいことだったのに、今日は悲しくて悔しかったこと。



「タメル」という観光客が集まる街に、とあるお店があります。

あの『○○の歩き方』というガイドブックにも載っているお店。


そのお店は、シングルマザーの自立支援を目指して、女性たちに石鹸やらキャンドルの作り方を教えて、ちゃんとしたワーカーさんに育て、作った商品を売っているお店です。


もともとはNGOだったんだけど、市場経済の中でちゃんと稼げてこそ、女性の自立と考えて、会社を設立しました。


その会社はタメルのお店を持ち、ラリトプールという場所に工場を持っています。


その工場では30人ほどのシングルマザーの方々がワーカーとして働いています。


規模はそんなに大きくないけど、ちゃんと能力開発をして、雇用を生んでいるオーナーさんはすごいと思っていました。



ちなみに品質もデザインも、かなりいいんです


私も寡婦を対象にした活動をしているので、ちょいちょいそのお店に行っては、情報交換なぞをしていました。



でも、この間そのお店に行ったら、お店のお姉さんが元気がなかったです。


よくよく話を聞いてみると、工場が閉鎖になってしまったとのこと。

商品がなくなれば、このお店も閉めるとのこと。。。


なんで?

なんでよ??




その会社にマオイストの政治的な圧力がかかったとのこと。


政党が会社を簡単に握りつぶす。


10年以上、ここのオーナーさんは頑張ってました。

アメリカとか海外にも商品を卸して、一生懸命営業してました。




会社の内部のことなので、事細かな事情はわかりません。


でも、少なくとも、かなりいい商品を開発し、女性たちにスキルを与え、雇用の場を与えていた会社です。



ただ、1年ここで生活していて、そういう話をよく聞く。



でも、切ない。


心底、頑張れ、オーナー、と思う。
[2011/08/10 23:05 ] | ネパールあれこれ | コメント(1) | トラックバック(0)
うれしかったこと
私が活動するNGOの本部マイクロクレジット部の同僚が「村に視察に行く」と言いました。


ここで1年活動していて、わがNGOの問題の一つは本部が村の女性のことをあまり理解していないこと。

「○○を急いでやりなさい」

と命令するするだけ。

やり方も教えないし、フォローもあんまりない。



村の女性は「本部は私たちにドゥカ(苦しみ)を与える・・・」と言ってる始末。




JICAボランティアとして、何度も何度も本部の人間がちゃんと細かいことまで教えないとダメだよ。
村の人は都市の人と違ってそんなにすぐ理解できないよ。
と言い続ける戦いをしていますが、あまり功をなしておりません。(まだまだ頑張らねば汗)


あぁ、今回もドゥカ ディンチャ ホラホラ~ (苦しみを与えるんだろうな~)とちょっと心配しながら、同僚を連れて行きました。


・・・・・・

ところが、


なんと、


すごく丁寧に教えてくれたのです


責めず、怒らず。


「こういうことをしたら、こんな問題点が後からでてくるから、改めようね」

「間違えてもいいんだよ。3,4回の間違えは当たり前だよ」

村の女性達もよく話を聞いていました。




素晴らしい!!!


よかったです。

帰り道、彼女が言いました。

「ほんとはフィールドのほうが興味があるんだけどね~上司は本部崇拝主義だからねぇ。さくらもちが上司に言って、時々私がフィールドに行けるようにして



かしこかしこまりましたかしこっっ!!!

日本のように上下関係が厳しいネパール社会。
本人からはなかなか言えません。上の人の言うことは絶対。みたいな。

でも、私はJICAボランティア。

ネパール語を話せる外国人。

早速今日、彼女の上司と話をしてきました。

「ベラベラならいいよー」

※ベラベラ=時々

と了承を取り付けました。


めでたし

RIMG2136.jpg

[2011/08/09 22:40 ] | 現地活動 | コメント(0) | トラックバック(0)
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