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駆け込み寺
こんにちは、さくらもちです。
私の活動の一つとして、「駆け込み寺」の要素があります。
いろいろなことで困った寡婦のメンバーが相談に訪れます。

時々来る駆け込み相談にはいろいろなことがありますが、現場にいるなって感じる部分でもあります。



今日のご相談は、「自分(寡婦)の土地なのに、死んだ夫の弟が100万ルピーを払わないと使わせてやらない。文句を言うんだったら、お前の息子を殺すぞ」と言われた。

と一人の寡婦が相談に来ました。



これを聞くと、あらら大変、警察と協力しなければいけない案件かな?とも思って私は最初話を聞いていました。


でも、よく、よ~~~く話を聞くと、


あれれ???

なんかおかしいぞ?


実際はこうでした。

寡婦は土地を所有していたが、夫の弟に5年前にその土地を50万ルピーで売った。
そして、地価が上昇して現在のその土地の価格が100万ルピーになった。
隣人が寡婦に対して「あなたが5年前に売った土地、今では100万ルピーなのよ」と世間話をした。
それを聞いた寡婦は、「差額の50万ルピーをもらわなければならない」と夫の弟に申し出た。
夫の弟は「そんなバカな話はない。でも100万ルピー払えば、この土地を使うことができる」と言った(買い戻しを提案)。
寡婦はそこで食い下がり「この土地は100万ルピーの価値がある。だから差額の50万ルピーを払いなさい」と主張した。
夫の弟は「うるさい、そんなこと言うのだったら、お前の息子に手を出すぞ」と脅した。
そして、その応酬のくりかえし。


というようなことでした。

役員メンバーとこの話を聞いていて、役員は、細かにこの話を聞き、何が問題点なのか、話の全体像を把握するような話し方、聞き方をちゃんとしていました。
そして、寡婦にやさしく、丁寧に寡婦の認識が間違ってることを説明した上で、もしそれでも息子に手を出すと言ったような、脅しがあれば、いつでも力を貸すと話しました。


寡婦は「そういうことなんだ~」と納得して帰って行きました。


この事案に留まらず、びっくりするような(時には笑い話に思えるような)ことで駆け込み相談してくる寡婦が多くいます。

問題は、彼女たちの話をゆっくり、じっくり、丁寧に聞いたうえで、正しい認識、捉え方を説明する人が極端に不足している、ということです。


時にはこのような問題を早とちりして本部に奏上して、事が大きくなった後で、真相判明ってこともよくあります。(そりゃ、本部の人も怒るよね・・・だって、外国人ドナーにそれを宣伝してしまう時だってあるんだもん)


村の女性達はちょっと込み入ったことを理解できない人も少なからずおり、自分の意思通りにならないと、差別されていると短絡的に考える人もいます。


そのような意味では、認識違いから人間関係に軋轢を生んでいる傾向もあります。

ちょっと村に来て、大変そうな寡婦の話を聞いているだけではわからないことがたくさんあるんだな、現場にいなければわからないことってたくさんあるんだな~と思います。
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[2012/03/13 18:39 ] | 現地活動 | コメント(0) | トラックバック(0)
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